名前・・・たみ

　運命とは････このことを言うのでしょうか？

とかなり大げさですが、ごぞんぢのとおり我が家にはアビ男とジジ男がいます。家族みんなこの２匹のおかげで面白おかしく楽しい生活を送っています。しかし、おかあさんは少し不満があります。それは我が家に「おんなのこ」が少ないことです。家族のページを見ていただくとわかるとおりおんなのこはおかあさんとカメ男だけ。圧倒的に男の子が多いのです。しかも、カメ男は哺乳類ではありません。だんだんおかあさんのストレスがたまってきます。おかあさんの職場でのらねこが生まれたのでおんなのこを拾って来ようとか・・・でも実際にはそこまでいきませんでした。

　ところが・・・先日、おかあさんがとなり町にむすこといったとき、小さな寂びれたペットショップの前の歩道にチビッコたちが群がっていました。ケージの中には子猫の兄弟たちが入っていました。話を聞くと、昨日ペットショップに来て４兄弟のうち１匹はすでに新しいおうちにもらわれていったそうです。のこった３匹のうちおんなのこが１匹････おかあさんはおとうさんに電話しました。おとうさんはこれ以上ふえてもえさ代とかお金がかかるよ。小さいからかわいいと思うけど、１年経つとこんな（？）だよ。いいの？と認めませんでした。うちに帰ってきてもその猫のことが忘れられず、おとうさんに話します。でもやめようということになったのですが･･･なんだか・・・今度はおとうさんが気になりはじめて・・・それじゃあ、もし明日ペットショップに残っていたら飼おうということになりました。

　次の日、緊張しながらペットショップに行った所、小さな猫ちゃんはまだいました。おかあさんは運命だと思ったそうです。いなかったら動物園に行く予定でしたが、予定変更でおうちにかえりました。平成１４年６月１６日わがやの一員になりました。

遊びが大好きで好奇心旺盛なのですが、気が弱くてあまり派手な動きはありません。さまざまなことに対して好き嫌いが比較的はっきりしています。

ジジと一番気が合います。からだが一番小さいので、けんかしたり、遊んだりしてもやられてしまうことが多いです。しかし、一番筋肉質でジャンプは一番高く跳べます。遊んでいるときはものすごい体力を見せます。

アビ男のこども？と言われるほど遠くから見ると柄が似ているようですがアビ男よりもさらに体の色が地味で気が弱いのもあわせて全く目立たないかわいそうな猫です。

　性別はおんなのこです。体重５００グラム。おかあさんはおとうさんやむすこより興奮しています。うれしくてたまりません。雑種ですが、血統のある猫がいくつか混じっているそうです。何の猫かはわかりません。毛の色はキジトラ。値段は雑種ということであってないようなもの。

　例によってたみ男にしようと提案しましたが、さすがにおんなのこなので却下されました。「たみ」とはおかあさんのおかあさん、つまりおばあちゃんの名前でもあり、おかあさんは以前から「こんどおんなのこがきたら「たみちゃん・もも・いちご」にしよう」とずっと言っていました。アビ男が北海道からきたときにいっしょにきたアビ男の妹もたみという名前でした。そんなわけで、たみちゃんになりました。